よくある質問

よくあるご質問

よくあるご質問にお答えします
(病気のことは、医師か看護師にたずねてください)

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[ 質問 ] めまいで受診したいのですが、予約しないと診てもらえないのでしょうか?

めまいと言っても色々な原因で起こりうる疾患で、きちんと診断を行わないと適切な治療を行うことはできません。めまいの検査および、専門的な診断を行うためには、診察・検査を正確かつ時間をかけて行う必要があります。同じ日にめまいの初診の患者が集中すると診療が滞ってしまいます。そのために、めまいの初診については午前午後それぞれ2人までとしております。
再来患者の診察に並行して検査、診察を行うので新患の診察は受付番号順ではありません。多くの場合、再来患者の後での診察となります。初めての受診の際には十分な時間的余裕を見て受診してください。

初診診察、めまいの詳細な検査、結果と治療方針の説明、治療はそれぞれ別の日となります。数回来院いただくこととなりますが、予めご了承ください。
めまい新患を午前午後それぞれ2人ずつお受けします。必ず、事前に電話でお問い合わせの上、お越しください。

検査の指定された日時に来院しないのは、当院及び検査を待っていただいている患者にとって、大変迷惑な行為です。来院できない場合はいかなる理由であれ、事前に連絡をお願いいたします。

ほかの病院からの紹介状をお持ちの場合は、必ずお持ちください。受付順なので遅い時間に来られた場合は、紹介状があっても当日にお受けできません。ご注意ください。

意識が低下するような「重症なめまい」は、脳出血や脳梗塞など頭蓋内に原因がある可能性もあります。急性かつ意識が低下するようなめまいは、当院ではなく直ぐに総合病院や脳外科を受診されてください。

めまいの検査はめまいをおこす器官の反応を見る内容が含まれるので、めまい症状がひどいときにはつらいものです。めまいの診断のための検査は、めまいのないとき(若しくは、めまい症状が軽いとき)に行います。めまいのひどい時はかかりつけの医院を受診され、症状を抑える注射や飲み薬をもらってから、当院へ紹介いただくのがよいでしょう。初診は紹介状があっても、必ず事前に電話でお問い合わせください。

[ 質問 ] 耳鳴りで受診したいのですが、予約が必要ですか?

初めての受診の場合、事前に電話で問い合わせされて受診されることをお勧めします。問診、検査に時間が必要(3時間程度)なので時間に余裕をもって受診されてください。耳鳴りの検査は原則、受け付け順に行います。受診された日の患者さんの数によっては、別の日の受診をお勧めすることや大変お待たせすることもあります。予めご了承ください。
(TRT耳鳴り再訓練療法・耳鳴り治療の器具を使った治療については、完全予約制としております。予約は診察の結果で適応を見て行います。)

[ 質問 ] 小学生の子どもの耳の聞こえ方がおかしいように思うのですが、どの科を受診するのがいいのでしょうか?

聞こえに関することは、まず耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。聞こえの異常をきたす疾患で多いのは、やはり耳鼻科の担当する疾患です。耳以外に、脳や発達の異常で聞こえが障害されることもあります。耳に異常がなければ、小児科など適切な診療科を紹介いたします。
乳幼児から小児に多い、聞こえ方の異常をきたす疾患として、滲出性中耳炎というものがあります。中耳に滲出液がたまる病気です。後ろから声をかけても反応がない、声が大きい、テレビや音楽を大きな音で聴くことが多くなったなどは要注意です。滲出性中耳炎は中耳炎でも痛みがないので、本人も気づきにくく、親や周囲の人が早く気づいてあげることが大事です。

[ 質問 ] 子どもが「おたふくかぜ」のようなのですが、どの科を受診するのがいいでしょうか?

おたくふかぜは、流行性耳下腺炎、ムンプス、epidemic parotitisとも呼ばれ、ムンプスウイルスによる感染症です。子供が耳の腫れや耳の痛みを訴えるため、耳鼻科に連れてくる親御さんもいます。流行地域での小児の耳朶や耳下腺の 腫れは「おたふくかぜ」を疑い、小児科を受診するのがよいでしょう。感染から発症までの潜伏期が2~3週と長いので、感染経路の推定が困難なことも多い疾患で す。大人が感染した場合、睾丸炎や膵炎をおこすことが知られています。

[ 質問 ] めまいを起こす原因には、どんなものがあるのですか?

「めまい」=「メニエール病」と考えている方も多いようです。正確な診断でのメニエール病は世間一般で考えられているほど多くはありません。メニエール病は難治性・進行性の疾患です。
めまいを起こす疾患の中には早期に正しい診断・治療をすれば、治すことのできるものもあります。Meniere maladie de Meniere

良性発作性頭位めまい症: 寝返りをうった時などに短い回転性めまいを生じる。突然生じるめまいの中では最も頻度が高い。
突発性難聴: 突然に耳が聞こえなくなる。回転性のめまいを伴うこともある。
前庭神経炎: 風邪の後などに激しい回転性めまいが起こる。
メニエール病: 回転性めまい発作を繰り返し、耳鳴りや難聴を伴う。吐き気や冷感、血圧変動などの症状も起こる。めまいの無いときに聴力は元に戻るが、めまい発作を繰り返すうちに聴力は次第に低下してゆく。
聴神経腫瘍: 聴神経に生じた腫瘍で、片側の耳鳴り・難聴とともに浮動性のめまいを伴う。
脳梗塞: 脳の血管(椎骨脳底動脈系)の血流減少や閉塞により生じる。
脳出血: 脳血管の破裂による出血で部位と程度により症状は様々。めまいは延髄、小脳の出血で起こることがある。
椎骨脳底動脈循環不全症: 高血圧症や高脂血症のある人に見られる。椎骨動脈の血流が減少することによる。めまいとともに、モノが二重に見えたり、意識が低下したり、言葉がしゃべりにくくなったりすることもあります。
頸性めまい: 首を回したり、伸ばしたりしたときに生じるめまい。頸部の骨や筋肉、靭帯の異常による。頭痛や嘔気、冷感を感じることもある。多くは、耳鳴りや難聴を伴わないのが特徴。
起立性調節障害: 急に立ち上がったり、お風呂上がりなどにめまいを生じる。
側頭(巨細胞性)動脈炎: 高齢者にみられる稀な動脈炎。発熱、易疲労感、貧血、あごの筋肉を使うと痛くなり食べれない(顎跛行)、持続する空咳などの症状がみられるが、総頚動脈や鎖骨下動脈の病変ではめまいやふらつきを起こすことがある。眼動脈病変では失明の可能性もあるので早急な対応が必要。
身体症状症: ストレスや不安など心因的原因によるめまい。

めまい診療の専門知識と診療技術を持つ医師(学会認定めまい相談医)は、めまい平衡医学会のホームページで調べることができます。
意識の低下を伴う「めまい」の場合、脳梗塞や脳出血を疑います。一刻も早い診断が必要になる場合も考えられます。診断にはCTやMRなど頭部の検査が必要となるため、当院より前に検査機器の揃った総合病院をすぐに御受診ください。

[ 質問 ] 耳鳴りの薬物療法にはどんなものがありますか。

緊張や焦燥を改善する抗不安薬、神経の回復を促すビタミンB剤、循環改善や代謝賦活を促す薬などを用います。症状が慢性化した方の中には、半夏厚朴湯香蘇散といった漢方薬がよく効く方もおられます。たとえば、耳鳴りに加え、手足のしびれ感、パニック障害、胃腸症状、咽喉(のど)から胸部にかけての異常感など、いずれかの症状のある方には「半夏厚朴湯」を使います。また、耳鳴りに加え、腹部の異常感、自律神経症状、気持ちが落ち込んで元気のないなどの症状には「香蘇散」を使います。上述の代表的な2剤の他にも、「八味丸」、「半夏白朮天麻湯」、「三黄瀉心湯」、「釣藤散」、「苓桂朮甘湯」、「真武湯」、「加味逍遥散」などを病態と症状より判断して処方するかどうか決めてゆきます。
耳鳴りは薬を飲めばすぐに治るといった性質の病気ではないので、薬物療法に並行して、音響療法や精神療法、行動療法を用い、耳鳴りの改善をめざします。受け身の態度でなく、患者さんの積極的な行動が治療につながります。

[ 質問 ] 耳鳴りに冬虫夏草は効きますか。

冬虫夏草由来の有効成分(Fingolimod)は、免疫抑制剤として臨床応用(多発性硬化症の治療薬など)されており、薬としての可能性を否定はしませんが、現時点で耳鳴りに対する有効性が学術的に示されていないので、当院では使用しません。
(注) 見た目が冬虫夏草に似た「カエンタケ」という猛毒のキノコが都市近郊の野山で近年、発見されるようになり、保健所等でも注意喚起しています。炎のような赤い色が特徴的ですが、カエンタケすべてが赤いわけではなく、冬虫夏草に似た色や形になることがあるとの報告もあります。キノコ狩りの際は、十分に気をつけてください。

[ 質問 ] 来院するたびに保険証の提示を求められて面倒です。初診時に確認しているので必要ないのではないでしょうか?

社会保険庁などの監督省庁より、受診の度に現物で確認するように指導を受けております。お持ちの保険証の裏をみてみてください。注意事項の欄に「医療機関で診療を受ける際には必ず持参し、提示すること」と記載があります。受診の度の保険証の確認にご協力ください。
転職・退職などにより保険の種別が変更された場合、当院では保険証の確認以外では把握できません。後期高齢者の負担割合が患者さんによって変更あったりなかったりするなど、負担割合変更等も複雑なので、当院では毎回、現物の保険証を確認いたします。
自動車運転免許証や電車の定期券と同じように、提示を求められた際には提示をお願いいたします。(車の検問で「免許証を失くすといけないので家においている。今月は一度見せた。一度見せれば充分だろ。」では警察は許してくれません。)
保険証を提示されない場合は、「保険が確認できない」扱いで診療費を自費請求とさせていただいております。
最近も他人の保険証での受診した人が逮捕されたとの報道ありました。また、健康保険の資格喪失後の不正使用が1億円に達したとの報道もありました。不正受診を水際で防ぐということからも、毎回の保険証の確認にご理解をお願いいたします。

[ 質問 ] ほかの医療機関では保険証の提示は月一回、その月に初めて受診するときだけなんですけど、なんで毎回確認するのですか?

当院では保険証と診察券のダブルチェックで本人確認を確実にしています。受診時に毎回、現物の保険証を提示ください。
むかし、保険証が今のようなカード式ではなく、紙の証書であったため、家にしまい込んでおくのがふつうであったようです。また、保険証が家族で一冊であり、患者個人ごとの発行でなかったために、利便性を考慮して「月に一回」というルールがあったのではないかと思います。
いまでは、(例外はありますが)各人に一枚ずつカード式の保険証が持てるようになっているので、昔のような理由(紙の保険証が家族で一冊)が成り立たなくなってしまいました。保険証の裏側などに書いてあるとおり、受診する際は有効な保険証を「毎回」提示してください。
健康保険証は外出先での急病やけがでいつ必要になるかわかりません。いつでも提示できるように常に肌身離さず持っておくことをお勧めします。なりすまし受診、背乗り受診は窓口でごまかせても、健康保険協会では把握されてますよ。貸した方も詐欺罪で検挙されます。

[ 質問 ] もっと病院らしい名前のほうがよくないですか?なぜ「アルカディア」なんですか?

院長がこの地「宮ノ陣」に育まれて50余年。自分の地元に根付いた医療機関にしたいとの思いが強く、開業にあたってその医院の名称として地元の地名を織り込んだものにしたいと考えておりました。候補として、宮ノ陣医院・宮の陣耳鼻科・五郎丸医院・宮瀬医院・将軍梅医院・五万騎塚医院・久留米ビジネスパーククリニック・北久留米クリニック・久留米ノースクリニック・久留米三井クリニック・筑後川リバーフロントクリニック等々ありましたが、クリニックのある地区の名称が「久留米ビジネスパーク オフィスアルカディア」というので、最終的には地元でもよく知られた名称であるアルカディアをクリニックの名前として採用させていただきました。市役所・保健所・医師会・中小企業機構に確認し、この名称で問題ないとの回答をいただいております。久留米にゆかりのある著名な漫画家の作品からいただいたとか、ジアルフィーのファンだからとか、ギリシャ神話に造詣が深いからかとか聞かれますが、それらとは関係がありません。

[質問] すっぽかし(ノーショー)ペナルティとは?

当院では2018年1月1日(予約日基準)より、事前にご予約の変更またはお取り消しのご連絡がなく、検査の予約時間に受診いただかなかった場合、逸失利益相当額のペナルティーチャージを負担いただくノーショー(No-Show)ペナルティ制度がございます。予約時間に受診できない場合は、事前にご予約の変更あるいはお取り消しを必ずお済ませいただくようにお願いいたします。
検査の予約はたくさんの方にお待ちいただいております。すっぽかし(ノーショー)は他のお待ちいただいている患者さんに対しても、検査のために時間と人員を確保している当院に対しても、大変迷惑な行為です。予約時間に受診できない場合はできる限り早くご連絡をお願いいたします。
初診の予約だけ入れて、来院されないのは困ります。繰り返される場合、威力業務妨害等で警察が動くようなことになければよいのですが。

[質問] この後、用事があるので早くしてください!?

初診の患者さんに多いのですが、「この後、用事があるので早くしてください」とか、「〇時までに終わらせてください」といわれても、できません。「今日はできたところまでの受診として、続きは用事のない別の日に受診してください」とお答えしております。初診や検査の時は充分な時間を確保してご来院ください。

[質問] 病院の受付・医療事務補助って、仕事はどんなことするんですか?

主な仕事は患者さんの受付と診療料の計算、健康保険の診療報酬請求業務です。採用の際は、民間の資格よりも実務経験を重視します。具体的な仕事の内容は検索してみてください。これから医療事務系の専門学校へ通うのなら、うちのクリニックで働きながら経験積んで、真の医療事務資格と呼ばれている「診療報酬請求事務能力認定試験」合格を目指してください。くに就職先のことを調べずに応募してくる人がいて驚きます。

 [質問] 掲示板等でひどい書き込みを見るのですが・・・

受診歴のない方の書き込みについては当方でも確認しております。また、根拠のない私憤を衝動にかられて書き込んだと思われるものもみられ、わざわざ見なくても「良くない書き込みを消す」というネット広告業者からの通報で知ることができます。今後、威力業務妨害等にて対応を予定しております。ちなみに当院では気管支鏡の検査は行っておりません。儲けのために検査を追加して行うこともありません。